【along with her story】 ミュージシャン 幸枝

2017年1月30日
Category - along with her story
Author - H.Bessho

“along with her story”
GARGERYがよく似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。

ミュージシャンの“幸枝”さんに日暮里のBar PORTOでお会いしました。おっと、すでに始めていらっしゃいますね。お酒大好きな方と聞いていますが…。

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幸枝さんは、フルート、オカリナ、ケーナ、篠笛など様々な笛を演奏するマルチインストゥルメンタル・プレイヤーです。大学在学中から、劇版演奏、数々のレコーディング、コンサートに参加。ブラジル音楽においては、3度渡伯し、ショーロ(※)をベースにオリジナルな音楽を展開中です。また、子供向けの企画では、笛&歌のお姉さんとしても活動されています。(※ショーロ:ヨーロッパのメロディとアフリカのリズムが融合した、ブラジルで生まれたポピュラー音楽)

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やんちゃ娘がフルートの虜に

‐楽器を始めたきっかけを教えてください。

「私、幼い頃から裸足で男の子を蹴飛ばして走るような、やんちゃな子だったんです。家族が音楽演るわけでもなく、聴くわけでもなく・・・。そんな中で、最初の楽器の出会いはエレクトーンでした。たくさんボタンとレバーのある機械に興味深々で・・・、楽器との出会いとは言えないかもしれませんが(笑)、当然、練習をきちんとするわけでもなく・・・。「そんなならレッスン辞めさせる!」と怒る母に、泣いて「やめない〜」とその時だけ大騒ぎし、次の日にはけろっとランドセルぶん投げて、外へ駆け出してました(笑)。

そんな私がきちんと楽器と向き合ったのはフルートです。
でも出会いのきっかけはと言うと、足を負傷して、運動部に入部するのは無理だとドクターストップがかかったので、やむなく吹奏楽部に覗きに行ったのです・・・。やはり全然音楽に向き合おうとしたわけではないですね(笑)。

ただ、そこで、見てしまったんです、キラキラしている銀色の棒!(笑) 吸い寄せられるように、見入ったのを今でも覚えています。吹奏楽部の花形だったフルート。希望者多数の中で未経験の私が残ったのは、もしかすると鼻息が荒かったからかも?(笑) そこからは、ラジオを検索したり、レンタルCD屋さんに通ったりして、すっかりフルートの虜になりました。最初は見た目でしたが、徐々に音色、指に伝わる振動にすっかりはまったんです。

中学、高校と吹奏楽部でした。高校3年には「音大行きたい!」と無謀と思われたことを言い出したのですが、負けず嫌いでもあるので、スレスレで上野学園音楽部に入学できました!きっと最下位入学だったはずです(笑)。」

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‐どんな大学生活を送ったのでしょう?

「せっかく音大に入ったのですから、大学や音楽の師匠のところへ一所懸命に通うのが普通で、ほとんどの同級生はそうしていましたし、アルバイトをする人はあまりしていませんでした。一方で私は、知らないことだらけで、いろいろなことに興味を持ちすぎなんですね。様々なコンサートのビデオ撮影する会社の撮影アシスタントとか、全国を車で回るキャラバン隊の劇団で全国周りをしたり、銀座のラテンバーで料理〜ウエイトレス〜演奏見習いまで、まぁ、目に付いた興味のあることはすべてやっていた感じでしたね。」

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「やりたい!と思った時はもうすでに片手か片足入っているこの性格は、その時に培われたことかと・・・。」

ただ、お客様と素敵な時間を

‐ミュージシャンとして大切にしていることは?

「とにかく好きなことをやり、やれるようにと日々を過ごしています。ミュージシャンとしての実力は、どんな方にも負けてしまうかもしれません。もちろん日々勉強でもありますが、私はミュージシャン、お客様と一緒に過ごせるこの時間がなによりも素敵でありたいと思っています。大それたことではなく、ここに来て、いっしょにいて良かったと一つでも思える時間、笑顔になれたこと、出会いがあったこと、素敵なハーモニーを感じたこと・・・、なんでも良いのです。素敵な空間をいっしょに紡げたら、幸せです。」

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Bar PORTOでのライブの様子

「出会ってしまった(笑)大好きなブラジルのショーロ音楽。これはもはやライフワークです。ずっと勉強していきたいし、ずっと演奏していたいし、たくさんの方に聴いてほしいです。でも私にとって、音楽はジャンルを決めつけるものではなく自分の心に感じられるものなら、なんでも演りたい、聴きたいです。たくさんの音と人と触れ合えていけたら、幸せです。」

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‐最近、改名をされたそうですね。

「今年から「石井幸枝」から「幸枝」にしました。なぁんだ、苗字をとっただけじゃん・・って、そうなんですけどね(笑)。本人的にはかなり気分が変ったんですよ。ホームページもあたらしく作りました。」
幸枝さんホームページ http://yukie-fue.sakura.ne.jp/index.html

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ゆっくり、お酒も時間も堪能する

「旅好きもあり、全国各地に理由を作って(笑)演奏に伺わせていただいています。ここ5・6年は初めての所へ行くと「待ってましたよ〜、お噂はかねがね•・・呑むんですって??」って言われ、数回行くと「今日も、打ち上げ、良いとこ用意してますよ」って・・・(笑)。

私のことを知ってる?と知人が知人に尋ねると「あ〜幸枝ちゃんでしょ?飲むよね〜」
私の音のことを言う人はいないんかいっ!(笑) なんにせよ、有名になるのは良いことですね!(笑)

私は「とりあえずビール!」ってタイプではないんです。しっかりしている味のビールをゆっくり飲むのが大好き。なので、ガージェリーさんのスタウトが大好きですね。ちょっと度数が高いのも私向き(笑)。華やかなのに、落ち着いた気分で飲む時間を作ってくれるビールです。」

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「ワイワイたくさんの人で飲むのも楽しいですが、お酒の味も料理の味も堪能しながら・・が好きですね。ゆっくりお話しをしながら数人でとか、自分のご褒美に一人で、とかもありますね。全国各地、結構一人で行ってしまうので、お店に一人全然大丈夫だったりします!
もちろん、演奏後の皆さんとの打ち上げは別物ですけどね。

これからも、北へ南へ日本中行きまくりたいし、世界へもどんどん足を運んでたくさんの音を聞いたり音で会話したりしていきたいですね〜。たくさんの人と音と味との出会いを大切に、たくさんの笑顔に溢れる毎日にしていきたいです。」

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協力:Bar PORTO

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こころまでを満たすようなビールを届けたい

外飲みを、もっと楽しく、もっと魅力的にしたい

飲み手の人生に寄り添うような存在でありたい

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