【along with her story】 絵描き・デザイナー 一央里(いおり)

2017年7月12日
Category - along with her story
Author - H.Bessho

GARGERYが似合う大人の女性アーティストにスポットを当て、リュトンを片手に、思い思いのストーリーを語っていただいています。日暮里のライブバーBAR PORTOで待ち合わせをしたのは、この方、絵描き+Arts and Crafts Designerとして活躍されている一央里(いおり)さんです。

ガージェリー・スタウトをゆっくり飲みながら、これまでの経験を話していただきましょう。

発信し続けることで出逢いが生まれ、刺激を受ける

「小さい頃から絵が好きで、授業中も休み時間も思えばずっと何か描いていましたが、美術方面に進もうとは微塵も思わず、普通の大学に行き、一般企業に就職しました。会社に行きながら絵を描いて有給をとって個展を開いたり…。その後、美術館内のミュージアムショップで店長業務に就き、長年二足のわらじを履きつづながら、様々なものづくりの仲間たちとグループ展やイベントを催していました。自分が描き、発表しつづけることで、たくさんの人たちに出会い、刺激をもらいました。

最も大きな転機となったのは、シンガーのアン・サリーさんとの出会いでした。友人たちと開催していたグループ展ではじめてお会いし、そこから交流がはじまったんです。アン・サリーさんのホームページのトップに私の絵をつかっていただくことになり、webで紹介してくださったことで、さらに多くのステキな方たちと出会うことができました。2010年、アン・サリーさんのアルバム『こころうた』のジャケットアートワークをさせてもらえたことは、あこがれの人と作品で世界観を共有できる、何にも代えがたい喜びでした。」

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ANN SALLY『こころうた』ジャケット

「BAR PORTOさんとの出会いもこの頃で、オーナーの伊藤さんにお店にかける絵を描いてほしいとの依頼をいただきました。PORTOで毎日のように演奏される音楽。とくにボサノバの曲のはじける音をイメージして描かせて頂きました。この絵をバックに数多くのミュージシャンの方が演奏されていることはとてもうれしいことです。」(※最初の写真の一央里さんの後ろに掛かっている絵)

「絵はひとりの世界のものですが、こうして外の世界と繋がっていくことを実感できることがやっていてよかったと思えるときです。」

「2015年にこれまでの集大成となる個展「観音の森」展を開きました。自分の節目であったこの個展を期に、これからはもっと人と関われることにチカラを入れていきたいと思い、現在はarts & crafts designerとして、絵だけにとどまらずデザインや布小物などのものづくりをしています。」

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観音の森展

「祈りの森」

自然のなかに身をおく

アーティストとして一央里さんが大事にしていることは何でしょう?

「自然のなかに身をおくことで、そのエッセンスを吸収し、それが絵のなかにあらわれてくる。どちらが欠けても成り立たないもののように感じます。絵のなかには、自分という個を出すのではなく、自然のもつ、やわらかな空気感を表現したいと思っています。

ars cum natura ad salutem conspirat
芸術と自然はひそかに協力して人間を健全にする

ラテン語のこの古い教えは、絵と自然に支えられていると感じていた私にとって大切な言葉です。」

絵と花を一体化させた写真作品「ars et natura」シリーズ

これからの活動についてお聞かせください。

「絵画作品の製作と並行して、Ars et naturaというブランドを立ち上げ、布小物や紙もののデザインをしています。」

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布小物展示会の様子

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竹紙ご朱印帳

「ホームページに作品や今までの活動などが載っていますので、ご覧いただければうれしいです。ウェディングボードをはじめ、さまざまなデザインのお仕事もお受けしていますのでお気軽にお問い合わせくださいね。」

一央里website 「ars et natura 」
http://iorinakajima.wixsite.com/iori

お酒は文化と切り離せない

「お酒は、気ごころが知れた友人たちと、お気に入りのお店で飲むのが好きですね。爽やかな季節に青空の下で開放的な気分で飲むのも楽しいです。」

お酒にまつわる印象深い思い出はありますか?

「昨年、スペイン(バルセロナ)とフランスを旅行しました。バルセロナでは、バルとタパスという飲み屋があり、色どりのきれいなおつまみ、ピンチョスがガラスケースに並んでいて、地元の人たちが陽気に飲んでいる雰囲気が心地よく、とても楽しかったです。フランスでは、夕食の時間が遅いことにまず驚きました。21時くらいから食べ始め、食事とともにワインを飲みつづけ、夜中までお店で過ごしているようでした。さすがに途中で帰りましたが、みんなどれくらいまで飲んでいるんでしょう??飲みの場はその国の文化が感じとれてとてもおもしろいですね。スペインもフランスもお酒なしには語れない国ですが、実は風邪を引いていてどちらの国でもお酒が飲めませんでした・・・またいつかリベンジしたいです!」

「ガージェリーはとてもフルーティーで上品なビールの印象で、大人の女性にぴったりのイメージです。心地よい音楽を聴きながら、ゆっくりじっくり頂きたいですね。」

「初めてガージェリーを飲んだとき、グラスに描かれているのはルーン文字では?と思い、HPを見てグラスの誕生についての記事を読んだところ、やっぱり!と。私もこのルーン文字とその意味に興味があり、オーダーで作ってもらって持っていたりします。ガージェリーの最初の文字「X」は贈り物という意味のある、一番好きな文字です。そんなところからも勝手にガージェリーに縁を感じていました。」

協力:BAR PORTO

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こころまでを満たすようなビールを届けたい

外飲みを、もっと楽しく、もっと魅力的にしたい

飲み手の人生に寄り添うような存在でありたい

along with your story

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