ビールの美味しさの原点 – コンディション

2010年11月14日
Category - ビールの話
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Author - M.Sasaki

GARGERYが信じるビールの美味しさの原点について書きます。

ビールで一番大切なものはコンディション

ビールに限りません。ワインでも、日本酒でも、はたまた蒸留酒でも、どんなに美味しいお酒でもコンディションが悪くなってしまっては、本来の美味しさは味わえないのです。

スタウトアップ

ビールは容器に詰めると酸化が始まります。酸化というのは味の劣化でもあります。程度の差はありますが、どんな容器に詰めてもこれは起こります。完全に酸素を排除した状態で容器に詰めることができないからです。
だから、ビールは容器に詰めてからできるだけ早く、1分、1秒でも早く飲んだ方が本来の香味を味わえるのです。これが基本です。

GARGERYが持つ本来の美味しさを味わっていただきたい。できる限りコンディションの良いGARGERYを味わっていただきたい。GARGERYを創る時、どうしたらこの命題をクリアできるか、それを第一に考えました。

その答えが、

  1. 大手ビールメーカーに比べ設備面で見劣りする小さな醸造所でも比較的対応が容易な樽容器に限って商品化する。
  2. 毎日ご注文いただいた数だけその日に樽詰めし、その翌日にはお店にお届け、もちろん365日休みなしで対応する。
  3. 私たちが商品の流れ、滞留をきちんと把握できるよう、製造委託先からお取扱いのお店に直送する。

…という、他に類を見ない飲食店専用樽詰ビールの完全受注生産のシステムでした。
GARGERY開発当時は壜商品の発想は全くなかったのです。

ここだけは妥協しない、それがGARGERYが信じる品質の原点だから。

そんな思いに応えてくれる製造委託先が見つかり、一切の例外なしに、必ず樽詰め翌日にお店にお届けするというシステムが出来上がりました。GARGERYはお正月だろうが、お盆だろうが、必ずご注文をいただいた日に樽詰めします。それを100%約束しています。

それでもまだ矛盾はあります。お店に届いてからすぐに開栓されるとは限りません。また、開栓されたその日に飲み終わるわけでもありません。でも、できることをひとつずつ積み重ね、本来の味わいに少しでも近いビールをお客様に飲んでいただく、そんなGARGERYの心意気を感じていただければ幸いです。

現在は壜商品のGARGERY23も発売していますが、壜商品のコンディションに対する考え方はまた異なります。その話はまた後日アップします。