特集・コラム

プレミアムビールの真実

「プレミアムビール」…良く聞く言葉ですが、ビールにとっての本当のプレミアムは意外と理解されていません。
GARGERYが考えるプレミアムビールの意味を、正直に、分かりやすく説明しています。

ビールの美味しさの原点 – コンディション

2010年11月14日(日)
GARGERYが信じるビールの美味しさの原点について書きます。 ビールで一番大切なものはコンディション ビールに限りません。ワインでも、日本酒でも、はたまた蒸留酒でも、どんなに美味しいお酒でもコンディションが悪くなってしまっては、本来の美味しさは味わえないのです。 ビールは容器に詰めると酸化が始まります。酸化というのは味の劣化でもあります。程度の差はありますが、どんな容器…
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なぜビールの味は落ちるのか – 酸化が大敵

2010年11月20日(土)
GARGERYの樽詰ビールは、「ビール工場で飲むあの美味しさ」に限りなく近いレベルを皆さんに伝えることを目指しました。そのために、毎日樽詰、365日休みなし、冷蔵での配送というシステムを取り入れました。そうすることで、より美味しいビール、これまでにないビールの美味しさをお届けできると考えたからです。 酸化はビールの大敵 お中元やお歳暮でもらったビールの詰合せの存在をすっかり忘れ、すごい味になってし…
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壜内熟成 – 壜ビールのコンディションを保つ秘策

2010年12月11日(土)
GARGERYは2002年12月の発売以来2009年6月まで樽詰ビールだけを販売してきました。なぜ最初は樽詰ビールだけだったのか、それは、できる限りコンディションの良いビールを皆さんにお届けしたかったから・・・とブログに書きました。 しかし、樽詰ビールだけでは置いていただけるお店にどうしても限りがあります。そのため、何とか壜ビールでもコンディションの良い状態でお届けできないか・・・ずっと考えてきま…
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365日 年中無休 – 年末年始もガージェリーの出荷は続く

2010年12月30日(木)
GARGERYは365日営業、年中無休です。何故かって? ビールのコンディションの変化には、日曜日も祝日も、お正月もお盆も関係ないからです。年末は31日まで、年始は1日から、樽詰、出荷は毎日続きます。 こだわるならば徹底的に ビールで一番大切なものはコンディションである・・・と書きました。ビールは容器に詰めた途端に酸化が始まります。つまり香味の劣化が始まります。だから、ご注文を…
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「生」だから美味しいのではない – 徹底解説「生ビール」

2011年1月9日(日)
ビールというとすぐに頭に浮かぶのは「生ビール」という言葉。それに対応する言葉は「熱処理ビール」。 ビールの美味しさを語る上で、「生」か「熱処理」かという議論はほとんど意味をなしません。それとは別に、ビールの美味しさを決定づけるもっと大切な要素があります。 …という話、長文ですが詳しくお話しします。どうか最後まで読んでください。 今や、ほとんどのビール容器に書かれている「生」の…
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シリーズ 「プレミアムビールの真実」、始めます

2011年2月3日(木)
GARGERYは「プレミアムビール(PREMIUM BEER)」を名乗っています。ラベルにでっかく書いてありますから目立ちますね。 大手メーカーで「プレミアムビール」と謳っている商品は、 サッポロ 「YEBISU」 サントリー 「ザ・プレミアム・モルツ」 キリン 「ブラウマイスター」 アサヒ 「熟撰」      等々 ここで質問です。 「プレミアムビール」と「そうでないビール」の境界…
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麦芽は、米やコーンよりも安い – ビールの原料価格

2011年2月5日(土)
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第1回。 原料価格の観点から、麦芽100%(オールモルト)ビールのプレミアムについて考えます。 予告編でも書きましたが、プレミアムビールに対する勘違いでおそらく最も多いのが、「高価な原料である麦芽を100%使っているからプレミアム」というもの。実は、 麦芽はビールの原料の中で一番安いのです。 第2回工場見学会 ~ 麦芽の貯蔵庫にて …
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麦芽100%の意味と副原料の価値 – ビール原料の選び方

2011年2月9日(水)
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第2回。 前回の記事で、「麦芽100%だから高級というわけではない」と書きました。麦芽は決して高い原料ではないということです。では麦芽100%というのはイメージだけの問題なのかというと、もちろんそうではありません。麦芽100%にするにはそれなりの意味があります。今回はそのあたりを考えていきたいと思います。 副原料にも大事な役割がある 日本のビールはこれ…
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GARGERYのプレミアム – 長期低温熟成

2011年2月25日(金)
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第3回。 第1回では「麦芽100%だから高級というわけではない」 第2回では「副原料にもしっかりとした役割がある」    と書きました。 今回からは、GARGERYが持つ具体的なプレミアム(=付加価値)を取り上げ、紹介していきたいと思います。 麦芽をマッシュケトルに投入するところからビール醸造が始まる ガージェリーはここがプレミアム …
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GARGERYのプレミアム – 個別冷蔵配送

2011年3月24日(木)
シリーズ「プレミアムビールの真実」の第4回。 第1回では「麦芽100%だから高級というわけではない」 第2回では「副原料にもしっかりとした役割がある」 第3回では「長期低温熟成がGARGERYのプレミアムの一つ」  と書きました。 この第4回では、GARGERYのもう一つのプレミアム(=付加価値)である「個別冷蔵配送」について紹介します。 樽詰したその日に飲んでもらいたかった これまで…
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ガージェリーは地ビールではない

2011年5月6日(金)
先日書いた「もやしもん」の記事。その中で、地ビールに関する話題を取り上げました。実は、ガージェリーの営業に行った時、よく聞かれる質問があります。 「要するに地ビールですか?」 そんな時は必ず、「地ビールではありません。国産プレミアムビールです。」と答えるようにしています。 まあ、呼び方なんぞどうでもよいと言えば良いのですが、作品の中にも出てくる地ビールという言葉に対する偏見、誤解もあり、私自身…
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地ビールみたいな味 – 小規模ビールメーカーの苦闘

2011年5月12日(木)
以前、「日本の大手ビールは個性が乏しい」と書きました。誤解しないでいただきたいのですが、私は大手メーカーのビールが「美味しくない」と言っているのではありません。「個性が乏しい、画一的だ」と言っているだけです。 私は以前、キリンビールの技術系社員でしたので、身にしみて分かっていることがあります。我々ガージェリーを含めた小規模ビールメーカーは、設備投資、技術力の面で、大手メーカー4社には全く歯が…
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「生ビール冷えてます」のウソとホント – ビールサーバーの話

2011年11月1日(火)
街角でよく見かける「生ビール冷えてます」のポスターや幟旗。今年の夏も暑かったですから、こうしたサインに誘われてお店に引き込まれた方も多かったと思います。でも、ちょっと待ってください。生ビールって、本当にいつでも冷えているのでしょうか。今回はこの「生ビール冷えてます」のウソとホントについて紹介しましょう。 生ビールって何だっけ いわゆる「生ビール」については、以前、このブログでも詳しく解説しま…
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美味しい樽詰ビールを提供する秘訣 – 保管と洗浄

2011年11月18日(金)
先日の記事「「生ビール冷えてます」のウソとホント - ビールサーバーの話」で、ガージェリーでは、より品質の高い樽詰ビールを提供していただくために小道具を用意している・・・と書きました。今回は、この小道具を紹介しつつ、より美味しい樽詰ビールを提供する秘訣について紹介しましょう。 美味しさの秘訣 - キーワードは「保管」と「洗浄」 多くの飲食店で使用されているビールサーバーは、樽自体は冷えて…
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粋な飲み手は知っている – 香り立つ常温ビール

2012年2月10日(金)
ちょっと粋なビールの楽しみ方、常温ビールについて書いてみます。 キンキンに冷やして飲むビール、美味しいですよね。最近は「エクストラコールド」などという冷たいだけの飲みモノまでありますが、それはそれ、暑い夏に汗を流した後で飲めば、身も心もリフレッシュします。でも、ビールの味わい方はそれだけではないのですよ。寒い日が続く今年の冬、グラスを両手で包み込み、次第に花開く芳醇な香りを体験してみてくださ…
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「生と壜」という呼び分け、止めませんか

2013年2月18日(月)
皆さんご存じの通り、ガージェリーには樽詰商品「GARGERY」(STOUT、ESTELLA)と、壜詰商品「GARGERY23」(Wheat、BLACK、Xale)があります。容器ごとに呼び分ける場合、私は必ず「樽と壜」という呼び方をしますが、お店などでは「生と壜」と呼び分けられることがあります。「ガージェリーの生」、「ガージェリーの壜」…みたいな感じですね。まあ、意味は通じるし気持ちも分かるのです…
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