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| -Romanはどのようにして始まったブランドなのですか? |
| 志保さん(以下【S】)
好きで集めたアンティークビーズを使って制約なしでアクセサリーを作るために始めました。もともと東京ロマン商会というブランドをやっているのですが、量産する必要があったり高い値段を付けられなかったりして、折角集めた稀少なパーツを使う機会が無かったんです。素材は海外に買い付けに行くことが多いです。気になるものがあればパーツだろうとメインになるような飾りのガラスだろうと、ボタン、セルロイド、貝、リボン、花びらのサンプル、洋服、什器に至るまで、何でも買って帰ってストックしておきます。買うときは考えてないんですよ、こうやって使おうとかは。作る段階になって、例えば「柔らかいものと、とろんとした素材を」と思った時に「何か無かったっけ」って思い出して使う、そんな感じですね。真似すると作れなくなるんです。完成品のアクセサリーを見てしまうと、どういう風に考えたら良いのか分からなくなって、逆に作れなくなっちゃう。完璧すぎて自分の想像が入る余地が無いんだと思います。あんまり具体的じゃない、動かない絵だったり、完成されていないものの方が想像力がバーッと膨らんで良いみたい。イメージの段階はすごく自由なんですけど、イメージを形にして行く作業って、何回も何回も試すんですよ。だいたい1回で思ったようになることはないんで何回もやり直して。こういうのを作ろうって決めていたら、素材を変えたり色を変えたり、そういうのを何回も微調整して作っていきます。 |
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| -お2人はどのように役割を分担されているのですか? |
良子さん(以下【R】)ほんとに性格が正反対なんですよ。今思えば良かったんですけど、思考回路がもう、全然違うんで、自然と分担が出来ているんです。例えば姉は1年後、5年後、10年後と先を見るんですね。私は1ヶ月後くらいの細かい目先のところに気が行っちゃう。姉はすっごい記憶力が良くて、私は全く駄目。
【S】: 作る時もそうで、私が先に、売れるかどうか考えないで好きなものを作るんですよ。それから視点を変えて、2人でどう見せたら届くか考えて、「これはちょっと大きすぎるからちっちゃいのも作って」なんて言われて修正することで商品としてのバランスを取っています。好きな物をやることと、どういう風に売るか考える時間を分けたのがすごい良かった。逆に作るときは集中して作れるようになりました。びっくりします、良ちゃんが言っている事を聞いてると。売る人って、こういうことを一杯考えて、私が作った物を選んだり、売ったりしてくれてたんだな、って気付かされます。
【R】 :
見せ方にはすごく気を遣っています。それこそ大きかったりキラキラしていると「パーティ用」っていう感覚を持つ方がすごく多いんですよ。それをデニムに合わせるとか、打ち出し方次第でいろんな表情を持つと思うんですね、アクセサリーって。私はもともとお洋服もすごく好きなんで、見せ方、合わせ方を考えます。
【S】: 洋服も妹は「こういう風に着たらかわいい」とか言うんですけど、私は着たいからじゃなくて、なんか見た目かわいいから、ただ持っていたいから買うことが多くて。子供の頃ってそうじゃないですか。シールが欲しくなる、ああいう感覚。その感覚がこの仕事では生かされています。 |
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| -どんな方に付けてもらいたいですか? |
【S】:
始めた時に、思い切り好きにやろうと思ったんですよ。好きに作るという事は、私の場合は売れないっていうことだから、じゃあいろんな国のいろんな年のいろんな性別の人に見てもらえれば、100人いたら何人かはそれを好きだと言ってくれるんじゃないかなと思って。すごい好きで作ってるんだから、他にもそれをすごい好きな人がいるだろうって。私がすっごいかわいいと思える物をやっていけば、多分売れるんじゃないかなって。
【R】: 実際買って下さるのは、センスの良い悪いは関係なく、お洒落することを本当に楽しんでいる方。白いコートは可愛いけど汚れちゃう、っていうのと同じような感覚で、見た目はかわいいけど実用性がないんですよ。だから本当にお洒落をするのが好きな方に楽しんで付けてもらっています。もしくは、「持っているだけでいい」という姉みたいなタイプ。年齢とか流行りとか関係なく、可愛いものが本当に好きな方。そんな方にお届けしていきたいです。 |
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