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信州・松本 日本料理「そらのかなた」 – 北アルプスを望む街でエステラを

ガージェリーの営業で松本の地に初めて降り立ったのが2013年1月31日。わずか1ヶ月余りでガージェリー・エステラが飲めるようになるとは!それも本格的な日本料理をいただきながらです。我ながら感に堪えません。
というわけで、早速行ってきました。松本の料理屋「そらのかなた」さんです。店名も素敵ですね。晴れた日には北アルプスの峰々を間近に望む松本の街にピッタリの名前だと思うのですがいかがでしょう。

臨場感あふれるカウンター席がおススメ

「そらのかなた」さんはカウンター7席、個室8席の小さな料理屋さんです。私のおススメはカウンター席。なにしろすぐ目の前で、店のご主人でもある塩原さんの流れるような手さばきが見られるのですから。全く無駄のない動きで鮮やかに仕上げられていく様を目の当たりにすると、料理への期待感が否応なく高まっていきます。

一足早く春を満喫

3月に入りようやく暖かい日が増えてきましたが、春の訪れを告げる食材も次々と旬の時期を迎えているようです。私が伺った日の献立にも、ふきのとう、筍、ホタルイカ…等々、春を感じさせる食材がちりばめられていました。それでは素敵な料理の数々で「そらのかなた」さんの魅力を感じてください。

おっと、その前に…料理を待つ間、まずはこの一杯を忘れてはいけません。松本で飲む初エステラ!感謝を込め、居住まいを正していただきます。

それでは改めて、最初の一品は「蕪のスープ仕立て」。自家製カラスミとふきのとうが彩を添え、器の下半分は茶碗蒸しになっています。からりと揚げられたふきのとうで春をいっぱいに感じます。

続いては「真鯛の炙り」。軽くスモークされた真鯛の上に黄身酢が乗り、ネギで作った炭のパウダーがかけられています。真鯛の下にはネギが隠れていて、ネギの風味満載の一皿です。

「金目鯛の筍焼きのお椀」。添えられた菜の花が春を呼んでくるようです。

そして「お造り」。奄美大島の本マグロ、中トロの炙り、地元のお豆腐屋さんの生湯葉、サヨリ、金目鯛、真鯛、フグ、ヒラメのてまり寿司…酒が進んで困ります。

ここらあたりで早くも日本酒に切り替え。錫のコップが素敵です。

ホタテ、筍、ふきの「磯辺焼き」。たっぷりと乗せられた海苔の風味が堪りません。

ここで一旦すっきりと、「春キャベツとホタルイカの自家製うどん」です。ホタルイカがキャベツと共に刻まれて風味豊かです。

ご飯の前の最後の一品は「鯛の葉ワサビ蒸し」。爽やかなワサビの香りが、これまた春を感じさせる一品です。

「そらのかなた」さんのご飯は一組ごとに土鍋で丁寧に炊き上げられます。通常は「鯛飯」なのですが、今の季節だけの贅沢がこれ、「ふきのとうのご飯」。ちょっと苦み走ったふきのとうの味わいが、これでもかというくらいに春を印象付けます。

最後に「ミカンのコンポートアイス」をいただいて完全に満腹となりました。

22時以降はアラカルトメニューで気軽に一杯

「そらのかなた」さんのメニューはコース料理のみです。でも、22時以降ならばアラカルトメニューで軽く一杯がOKになるのです。これもおススメ。私も最初の時は22時を過ぎてから伺いました。コース料理以外は頼めなかったら営業訪問に二の足を踏み、今回のようなご縁は無かったかもしれません。松本でエステラを飲める幸せをかみしめながら、お店との出会いの不思議さを考えていました。

松本 料理屋「そらのかなた」
お取扱い GARGERY ESTELLA
営業時間 18:00~25:00
22時まではコース料理のみ。22時以降はアラカルトメニューあり。
定休日 水曜日、第3木曜日
住所 長野県松本市中央2-3-15 アトリウムビル西側2F
電話 0263-39-5255
最寄駅 JR篠ノ井線 松本駅
Website 「そらのかなた」ホームページ

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