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夏に美味しい黒ビールカクテル – 「泡立つ黒」

「esupmar preto」(エシュプマール・プレート) – ポルトガル語で「泡立つ黒」という意味。この夏、「なんちゃってポルトガル化計画」が進行中の大塚のカフェバー「Leandro」(レアンドロ)さんに登場した、黒ビール「GARGERY23 BLACK」とエスプレッソのカクテルです。
 >> 大塚 Leandro – 生まれ年のマデイラワインを飲もう

先日、「燻泡花」(くんぽうか)というカクテルを紹介しました。
 >> 黒ビールとエスプレッソの出会い – オリジナルカクテル「燻泡花」

「燻泡花」のパクリです…と笑うマスターですが、エスプレッソが自慢のレアンドロさんが作ると、また一味違った感じに仕上がります。氷も入って、すっかり夏向きのカクテルに。アイスコーヒーを飲もうとしているあなた、ちょっと大塚まで足を延ばしてみませんか。

それではレアンドロ風「エシュプマール・プレート」のレシピ公開です。

  • エスプレッソをダブル(60ml)で入れます。
  • それを氷と共にシェイクします。
  • キリッと冷やした「GARGERY23 BLACK」を小壜の半量くらい、大きめのうすはりグラスに注ぎます。
  • シェイクしたエスプレッソを泡を立てながら注ぎ足します。
  • シェイカーの中の氷をグラスに入れて出来上がりです。


早速飲んでみました。これは旨いです。エスプレッソの香りがとても良く活きていて、ガージェリーのボディ感がそれを程よくバックアップしています。苦味もいい感じに際立ち、まるで香り豊かな濃厚アイスコーヒーを飲んでいるようです。夏の日の午後、素敵な大人のひと時を過ごす…そんな時のとっておきの一杯になりそうです。

旨いエスプレッソが美味しさの鍵

レアンドロさんにはドーンとエスプレッソマシンが鎮座しています。


私もたまに立ち寄って、クイッとエスプレッソを一杯飲んでいくことがあります。わざわざ立ち寄る価値があるエスプレッソなんですね。マスター曰く、「旨いエスプレッソと旨いガージェリーを合わせて、旨くないわけがない。ギネスでやってもこうはならない。」…そういうことだそうです。

爽やかな香りで女性を酔わす – カクテル「空蝉」

もう一品、レアンドロさんおススメの夏らしいカクテルを紹介しましょう。その名は「空蝉」(うつせみ)。


コアントローというのは、オレンジの果皮等から作られるフランス産のリキュールです。アルコール40%のものは見慣れていますが、これはあまり見かけないアルコール60%のもの。オレンジの強い香りを有し、通常は飲用ではなくお菓子の香り付け等に使われるそうです。バックラベルには「UNFIT FOR BEVERAGE USE.」とはっきり書いてあります。ところがこれを美味しい飲み物にしてしまうのがバーテンダーの腕。

まずストレートで香りを確認します。オレンジの強烈な芳香が鼻腔から体中にしみわたるようです。この60%コアントローをトニックウォーターとソーダでシンプルに割ったものがカクテル「空蝉」です。オレンジの程よい香りとトニックウォーターの甘味、炭酸の刺激が混然一体となって、暑い夏に飲むにふさわしい爽やかさを演出しています。でもアルコールはしっかりと20%近くありますからご注意を。もっとも、源氏物語に引っ掛けた名前からして、女性を酔わすためのカクテルでもありますから、その狙いは充分に達成できているのかもしれません。

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