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今さら聞けないワインの話(2) – 仔羊にはボルドーが王道 MBL #12

お酒を愛するレディと大人のひと時を過ごす「My Beer Lady」。ソムリエールの小野さんに、ワインについて教えていただこうという今回の企画「今さら聞けないワインの話」の2回目です。
前回の記事では、白ワインのブドウ品種を教えていただきました。そのおさらいをしつつ、新宿のワインバー「Vin Vino BRULE」(ヴァン・ヴィーノ・ブリュレ)さんの料理はパスタからメインへと進みます。合わせるワインも白ワインから赤ワインへと変えてみました。

 ≫ 今さら聞けないワインの話(1) – 白ワイン入門 MBL #12

美味しいお酒を飲むために自分の体を空けておきたい

ワインが仕事の小野さん、お酒を飲むのが当たり前の毎日が続きます。お話を伺っていて印象に残った言葉、
「美味しいお酒を飲むために自分の体を空けておきたいんです…」。
勉強のため、自分の楽しみのため、限りある体のアルコール受容量をどう使うかという悩み、とてもよく分かります。
私も日々飲み歩く仕事をしていて、アルコールがいくらでも体に入れば…と思うのはいつものこと。でもそれがかなわないとなれば、どこで、何を飲むか、優先順位を付けざるを得ません。ソムリエという仕事も楽しそうに見えて、実は大変なことも多いのですね。

桜えびのパスタにはトレッビアーノ主体のイタリアワイン

2皿目の料理はパスタにしました。今回選んだのは、「桜えびとブロッコリーの自家製全粒粉オレキエッテ」。オレキエッテというのは耳たぶのような形をしたショートパスタですね。


これに合わせてくれたのは、トレッビアーノというブドウ品種が主体のイタリアワイン。トレッビアーノはイタリアの代表的品種の一つで、テーブルワイン的なものによく使われているそうです。


小野さんのコメント

先ほどのピノ・ブランよりもフルーティーさが抑えられています。あまりフルーティーだと海老に合わず、ちょっと喧嘩をしてしまう。これはとても良く合います。

このパスタ、桜えびの香りが口いっぱいに広がり、桜えび好きの私にはたまりません。そして、やたらワインをそそるのです。料理とワインの相性も良いのでしょうが、何よりどちらも美味しいというのが一番のようです。

赤ワインのブドウ品種を覚えよう

メインは肉料理。肉だから赤ワインという単純なものではないそうですが、白ワイン2種類を飲みましたので、この辺で赤ワインに切り替えます。まず、赤ワインの代表的ブドウ品種について教えてもらいました。

【カベルネ・ソーヴィニヨン】
世界で最も有名な品種。骨格がしっかりとしており、いかり肩のイメージで、長熟なタイプが多い。

【メルロー】
カベルネ・ソーヴィニヨンと共にボルドーの代表的品種。カベルネ・ソーヴィニヨンに比べると柔らかく、なで肩の優しさがある。

【ピノノワール】
ブルゴーニュの代表的品種。早熟で、圧倒的な芳香性と美しい官能的な味わいが魅力。一方、栽培や醸造が難しく、とてもデリケートで気難しい品種でもある。かの「ロマネ・コンティ」に使われているのもこの品種。

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローは、その年のブドウ品質に応じて適宜ブレンドして醸造されることも多いそうですが、ピノノワールは他の品種とブレンドされることは少なく、単一品種で醸造されることが多いのだそうです。

白ワインのブドウ品種同様、この他にも多くの品種がありますが、まずはこの3つくらいが入門編。一度にたくさんは覚えきれませんので、これくらいにしておきました。楽しむコツは無理をしないこと…これに尽きます。

仔羊と言えばボルドー、それが王道

いよいよメインの一皿、選んだのは「オーストラリア産仔羊のロースト チョリソーソース」です。


そしてワインはボルドー。サンテミリオンという地区のメルロー主体の1本です。小野さん曰く、「仔羊とボルドーというのは、まさに王道の組合せです!」


牛肉に比べると赤みが少ない仔羊肉の場合、ワインがあまり強すぎると肉の方が負けてしまうので、より優しいメルロー主体のものがお勧めだそうです。

小野さんのコメント

このワイン、まろやかで飲みごたえがあり、乳酸系の酸を感じます。例えばヨーグルトのような、ちょっと柔らかい感じ。

乳酸系の酸と言われてもすぐにはピンとこない私でしたが、料理とワインが合うことだけは間違いありませんでした。その証拠に、あっという間にお皿もワイングラスも空に。料理と酒の相乗効果、ここに極まれりという感じでした。

最初にエステラを一杯、その後ワインを3杯飲んでだいぶいい気持ちになってきました。お腹も一杯になり、あとはデザート。ワインを楽しむデザートならばチーズ!次回へと続きます。

 >> 今さら聞けないワインの話(3) & 新宿「Vin Vino BRULE」 MBL #12

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